没東京 夢日記

没東京 夢日記

「キミの文章は真実がない」 とコトあるごとに云われる。 そのたびに「つまらん」そう思う。 だからココに嘘と真を混ぜ合わせた文章を書いて、新しい真実を作ることにした。

2019-03-06から1日間の記事一覧

銃口を屋上で

広大な、果てのない青空の下。 屋上で僕は生まれて初めて告白された。 高校3年生の夏のことだ。 太陽の光を屋上が吸収して、足の底が燃えるように熱い。 「用って何?」 僕は言ったけれど、本当はわかっていた。 机の中に手紙があって屋上に来てくださいなん…